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ボトックスの効果は?

筋肉の緊張を緩める

ボトックス治療とは、ボツリヌス菌が作る毒素を用いた治療法で、よく美容整形などで緊張した筋肉をほぐしてしわをとるために使用されるものです。

従来は、ジストニー(筋緊張のため異常な姿勢を示す病態)のうち、頚部が異常になるものや、眼瞼痙攣の異常な筋緊張を緩める治療薬として用いられていました。現在では脳性麻痺の筋緊張を改善する治療方法のひとつとしても注目されています。欧米などでは、ジストニーだけでなく幅広く上下肢変形や体幹の緊張異常に使用されているようです。

ボツリヌス治療の方法

ボトックスは、筋肉注射によって投与が行われます。神経と筋肉の間にある伝達を断ち切ることで、筋肉の緊張を緩める作用があるといわれています。多くの脳性麻痺のケースで、ボツリヌス治療によって、各関節部の筋肉の緊張が和らぎ、姿勢が改善され、痛みも和らぐといわれています。ほとんどの場合、一過性で筋肉緊張の改善がみられるようです。効果の持続期間は2~4か月程度です。数回以上治療を繰り返すと徐々に治療間隔が延長してくることもあります。

大量に投与すると全身の筋肉の低下や呼吸困難といった重大な副作用がでることがありますが、通常それほどこのような副作用はまれなようです。ただ、ボトックスが一過性であることも幸いして、副作用も数週間~数か月たてば改善します。

ボトックス注射

ボツリヌス治療は現在講習を受けた専門の医師しか行えませんので、事前にどなかたの紹介を受けるかインターネットで探すなどして医療機関を見つける必要があります。また、ボトックス製剤は高価なため、治療には高額の自己負担が必要になってきます。気になる方は一度医師と相談するようにしてください。

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